みなさーん、YOLOって言葉はご存知ですかー?
「人生は一度きり(You Only Live Once)」を意味するこの略語は10年ほど前にラッパーのドレイクが広めたもので、以来、好んでリスクを取る人々のモットーになってきた。
はいはい、マスゴミ乙。外人はそういう略語好きね。「安定した仕事を捨てる」ってまたFIRE関連でしょ。意識高い系FIRE煽りコンテンツとか本当に胡散臭くて嫌いなんだよね。
……と斜に構えて読み出したら全然違ったwww
冒頭をちょっとだけ引用します。
「安定した仕事」捨てるエリート層が続出のワケ
広がる「YOLO(人生は一度きり)」のマントラテクノロジーコラムニスト Kevin Roose The New York Times
疲れ果てたアメリカの意識高い系ミレニアル世代に、何か妙なことが起こっている。コロナ禍の在宅勤務が始まって1年。自宅でのパン作りとペロトンのサービスを使ったエクササイズの合間に、MacBookの前にかがんで次々と行われるズーム会議にひたすら耐えてきた彼らは、慎重に駒を配置してきた人生のチェス盤をひっくり返し、のるかそるかの大勝負に踏み切るようになっている。
楽で安定した仕事を捨てて起業する者もいれば、副業を本業に変えてフリーランスになったり、そうした独立計画にいよいよ取りかかったりする者もいる。出勤を再開せよ、という上司の命令をあざ笑い、好きな場所で好きな時間に働けない会社なんか辞めてやる、と脅す者もいる。
ほうほう、なんか面白そうwww
今起きていること、YOLOの背景
著者はテクノロジーコラムニストってくらいだから、ハイテク系米国企業の若手中堅従業員の空気を伝えているものでしょう。
米国のエリート層が伝統的なホワイトカラーとしてのエリートキャリアを捨てて、独立、起業、副業、フリーランスへの向かっているそうです。
背景にはコロナで勤め先への不信感。経済的には給付、株高で懐は潤っている。
ただし同世代にはスタートアップ、仮想通貨で大金を手にしている者もいる。「変わり者が報われ、慎重派が損をする」方向に世の中が進んでいる。
なにくそ俺も!という雰囲気を表したのが「YOLO=人生は一度きり」なんですって。
閉塞感、将来不安、金あまり、嫉妬、俺が本気出しゃこんなもんじゃねーぞってとこですね。居酒屋で愚痴っているだけでなく行動に移すとしたら素晴らしい。
意識低い私とYOLOの共通点
私のような疲れた中年がもうそろそろ楽させて!好きなことさせて!時間をお金で買わせて!という早期リタイアとは全く別の話みたいですねw
ただあえて共通点を探すとすると、人生観を大きく変える出来事が起点になっていそうなことでしょうか。
私の早期リタイアの決断の背景には今にして思えば、東日本大震災があり、震災と関係ないものの立て続けに起きた親族の死があり。それまで考えもしなかった自分の人生の終わりをリアルに感じるようになりました。
一方米国ではコロナ犠牲者が段違いに多いそうですので、人生とはとか考え出して影響を受ける人が増えても不思議はない。退屈だけど安定した日常を自ら一変させるのは、相当なエネルギーが必要です。
バブルに浮かれた時代の徒花?それとも米国成長力の源?
もちろん皮肉な見方をすれば、ハイテクバブル、コロナ金融緩和バブルに踊らされた時代の徒花と見ることもできます。
ただこれこそが米国を世界一の経済大国に導いた、ボーイズビーアンビシャスな起業家精神、チャレンジングスピリットに思えます。
0.00何%かごく低い確率ではありますが、そうした起業家の中に次世代のGAFAMが生まれてくるかもしれない。そう思わせる可能性こそが米国の強みでしょう。
なんせApple株は数年前の6倍ですからね!!!(憤死)
参考
若い人頑張って!
ただ従業員として働くには米国企業の雇用慣行はちょっと辛いなと典型的日本人の私は思っちゃいますw 若者の皆さん、がんばって!陰ながら応援しています!年下好きなので!(雑な締め)