前回、3月半ば、株式相場絶好調からの強めの調整きたーという話の続き。
その後みなさまご存じの通り全戻し。
株イキリポエムがネット上に溢れております😹
私も自己資産過去最高をつけ4月を終えました。
5月また米銀破綻でごたついていますが今のところ想定の範囲内。
平和なGWだ!(時候の挨拶)
仕事を辞めたらお金がどんどん増えた
相場が大きく動くと気になるのがお金の話。
記録を見返すことが増え、そうそうX年前、あの頃って僕たちは...
リタイアしたらお金に困るかなーと心配していたんでした。
が、杞憂でした。むしろ想像以上に資産が増えている。
なんなら退職前よりも順調です。
インチキくさい煽り商材みたいですが、note を売りつけたりしないのでご安心ください。
お金がどんどん増えた理由とは?
わけもなく変わったわけではありません。
ターニングポイントとなる出来事がありました。
コロナショック後、ポートフォリオを入れ替えまして。
高利回りを謳った(でも実際は微妙な)商品から、識者らが薦める株式インデックス商品に大きくシフトしました。
儲からないとわかっている商品を手放した
いや株式インデックス投資が良いのは知ってたんですよ。
だけど利回り%が高く表記されている系の餌に釣られがちで……
という話はこのブログでたびたびしてきました。
理論を取るか、感情を取るか。
- (安心)債券 ローリスクローリターン
- (ギャンブル)株式 ハイリスクハイリターン
↓
- (両者の中間いいとこ取り)高配当商品 ミドルリスクミドルリターン
私のハッピーなおつむの中の妄想ではこんな感じでした。
この手の「高利回り商品」、実際は「ハイリスク、ローリターン」😢
合理的に考えれば選択肢に上がってこないはずの商品。
具体的には新興国債券とかPFF のような高利回りを謳う商品です。
ただこれ実に微妙すぎて…
- 同じ(ハイ)リスクならもっとリターンが高い株式がある。
- 同じ(ロー)リターンならもっとリスクが低い債券がある。
(昔大学の授業で教わった現代ポートフォリオ理論の効率的フロンティアがどうたらというやつですね)
みんなが気づいてないだけで、実は手堅く確実に儲かる商品なのでは?
って、はい、そんなものあるはずがありませんw
コロナショックを経て遅ればせながら軌道修正したのが3年前のことでした
無職生活中で考える時間があったのも幸いしました。
仕事を続けていたら忙しくて検討する時間を持てていなかったかもしれない。
(と無理やりにリタイアブログぽくしてみるww)
新興国債券, PFF を売って米株インデックスに置き換えました
それから3年経ったので現時点での成績表を付けてみます
- 期間:2020年7月頭→2023年4月末
- 評価対象:トータルリターンで(値上がり益+配当益)
- 値上がり益には課税せずそのままの額で評価
- 配当益は国外10%+国内20.315%として評価。再投資せず
2020年7月頭はどんな時期だったかというと。
コロナショックも一服して落ち着きを取り戻し。
S&P500指数はコロナ前高値からいったん -30% まで下げたものの、-6%まで速攻で戻し、やるじゃんってなってた頃。
他の債券的性格の商品は脆弱性?を発揮して、そこまで戻せていない状況でした。
その2020年7月から現在までのリターン
細かい数字は省いて結果だけ
ドル建商品は1ドル 108円→134円 の円安進行を別に考慮する必要があります。
赤色の前2者は「見限って良かった」という結果でした。青色の乗換え後商品とは明らかに差がある。3年前までこんな💩をしこたま持ってたとかタヒにたくなるw
信じる者は救われる!?
ともあれ、今回の集計は「ある期間にある商品が たまたま 儲かるターンだった」という事実を後から振り返って示しているに過ぎません。
大切なのは理論上の期待リターン、回収率(ギャンブル用語?)が高い箱にお金を入れておこうということ。
筋が良い選択肢を選んでおけば、投資期間が伸びるにつれ大数の法則で理論値に近づいていき、いずれ報われるはずです。
...という宗教の教義を信仰して、信心深く手放さずアホールドしてまいりましょう😹