ここ数年ネットバンクを実際にいくつか契約して実際に使っています。その実際の使い勝手を共有します。アフィリエイトではないので忖度ないありのままの感想ですww
評価のポイント
- スマホアプリが使いやすいか?
- 生体認証でOK>パスワード自動入力可>>>(超えられない壁)>>>パスワード手動入力必要
- シンプルでわかりやすいか
- スマホアプリだけでATMから出金できるか?(キャッシュカードなしで)
- 金銭的メリットがあるか?(預金金利、ポイント、ATM、振込手数料)
- デビット機能が充実しているか?(クレジットカードの代替として。リタイア後無収入でも安心)
住信SBIネット銀行
寸評:よく練られた優等生的存在。バランスが優れている。ただしお得度は低め。
Good
- iPhoneアプリが使いやすい
- キャッシュカードなしでATMから現金を引き出せる。
- ATM無料、振込無料が最低各5回と緩い
- デビットがApple Pay対応で便利(還元率は低い 0.2%)。MastercardとiD debit
- SBI証券=ネット証券最大手との相性が良い
Bad
- 金利やポイ活的には特にメリットがない。普通
auじぶん銀行
寸評:au経済圏の諸サービスとの相性が良い。iPhoneアプリはストレス。何かとお得要素が多い!
Good
- au PAY残高を円で出金できる(残高種別による)
- キャッシュカードなしでATMから現金を引き出せる
- 「お得」度合いはかなり高い
- auPAY、auPAYプリペイドカードと連携することで事実上デビット同等
Bad
アプリがわかりづらいのが難点でしたが、2022/12 アプリ全面リニューアル!全体的にスッキリ改善されました。アリだと思います。
(旧)iPhoneアプリ起動時、1タップしないと生体認証が始まらない。なぜ?
- (新)新アプリでも1タップ必要なのは変わらないが、TOP画面にボタンが配され目的を選びつつ生体認証を発動させられ、場合によっては一手間減る。
(旧)手動でパスワードを入力させられる。なぜかiOSのパスワード自動入力が発動しない。これはひどい
- (新)多少の工夫で自動入力可能と判明
- iCloudキーチェーン:サイトを自動判定してくれないのでキーチェーンの画面で「jibun」とか検索して該当項目を選べば後は自動。
- Bitwarden:「ユーザー名」が空白だと「パスワード」を自動入力してくれず手動コピペ対応になってしまう。「ユーザー名」にダミーで何か書いとけば、パスワードを自動入力してくれる。Bitwardenの仕様みたいです。
- ストレスの大半がこれ由来だったのでありがたや(アプリの仕様変更とは無関係かもしれない)
PayPay銀行
寸評:PayPayと相性が良い。PayPay残高を円で出金できる。この機能だけでも口座開設する価値はある!割り勘や高還元目当てでたまーに使う程度なので残高を残したくない
Good
- PayPay残高を円で出金できる(残高種別による)
- デビット(VISA)が物理カード、オンライン決済で使える。還元率低い。
- iPhoneアプリが使いやすい
- キャッシュカードなしでATMから現金を引き出せる(らしい)
Bad
- PayPay残高が出金できる以外のメリットがあまりない
楽天銀行
寸評:業界最大手。長年世間に揉まれた安心感。楽天証券と相性が良い。高還元率のデビットが実は優秀。
Good
- アプリの使い勝手は良い。セキュリティ設定が充実している
- 独自路線のお得がある
- デビットカードで高還元率 1%。業界最高。国際ブランドでMastercardを選べばauPAYチャージができポイントも付与されるらしい
Bad
結論 いろいろ試してみてもいいかも!
一消費者として使う分には総じて、従来銀行よりもネット銀行の方が利便性高く感じます。合理的にできています。そもそも口座開設もスマホで完結しますし。
各社それぞれの特長があるので、色々と試してみる価値はあると思います。
・参考 印鑑レス口座であっても解約用に印鑑を新規に登録しないといけない旧来型銀行の一例
口座開設のハードルをあまり気負わず、試したい銀行を好きなだけ開設してもいいんじゃないかと。開設キャンペーンの類も結構美味しいですし。
サブ使いがいいと言いましたが、もちろんメインバンクとして使うのもアリだと思います。ただ高金利やポイント、高還元といった「餌」には常に改悪リスクが潜んでいます。改悪された途端に使う意味がなくなる銀行をメインにすると後々面倒です。
- 使い勝手の良い銀行をメインに
- お得度の高いサブを時流に合わせてとっかえひっかえ
…がファイナルアンサーでしょうか。
参考:自分の資金のフロー例
↓
(支出)旧来の店舗型銀行=各種引落し、災害時等万が一
収入源である株式配当が出金される証券連携銀行を起点として。必要な分を引落用銀行や円預金用銀行に移動します。
将来的には口座数を整理するかもしれませんが、しばらくはこんな感じで!