早いもので10月を迎えました。今年も残すところ僅か。
さて10月といえばNISA!です
10/1 から来年(2023年)のNISA口座の金融機関変更が可能になりました。
昨年末、楽天証券の投信保有ポイント改悪(廃止)があり、かなり話題になりました。「もう楽天を選ぶ必要ないよね」と。
私もつみたてNISA口座を他社に移そうと思って10ヶ月。今日やっと可能になりました。
通常NISA→つみたてNISA の金融機関変更は経験ありますが、つみたてNISA→つみたてNISAの変更は未経験。調べてみました。(間違いがあったら教えていただけると幸いです)
つみたてNISAの金融機関を楽天証券からSBI証券に変更する場合
- いつから?=10月になったらすぐ
- いつまで?=12月上旬、翌年最初の買付が確定するまでに
- NISAは購入を一度でもしてしまうとその年は金融機関変更不可
【2022年のNISA口座について】
- 2022年10月以降に金融機関変更の手続きをした場合、2023年のNISA口座を他社へ変更する手続きとなります。なお、その場合も2022年12月末までは当社でNISA口座をご利用いただけます。
- 2022年のNISA口座で積立設定をしている場合、他社への金融機関変更手続き後、現在設定されている当社での積立設定は2022年分のみ継続され、2023年以降の設定は自動的に解除されます。
よくあるご質問 Q. 楽天証券から他の金融機関へNISA口座を変更したいのですが、勘定廃止通知書はどうすれば取得できますか?
重要なのは翌年分初回購入の確定前に停止すること
とにかく、翌年分の最初の購入前に、今の金融機関、変更元の楽天証券のNISAを止めることが最重要です。
その先、変更先 SBI証券の手続きは多少遅れても構わないんです。開始が2月3月に遅れても後の月々の額を増やせばいいだけので。1月積立に間に合えばそれに越したことはありませんが。
SBI証券NISA乗換キャンペーンの条件達成締切が3月なので、それまでにぜひ。
余談ですがこのルールを悪用したのが昨年末の楽天証券です
昨年の話、楽天証券は証券保有ポイント実質廃止を12月末にアナウンスしました。
「ちょっ、おま!もう来年のつみたてNISA変更効かないじゃん!!!」
「もうちょい早く言ってよ!」
と怨嗟の声が一部で聞かれました。
楽天証券としては「1年経てば愚民どもの怒りも収まっておるじゃろう」との読みだったと推測します。制度を知り尽くしたプロの仕事です。
かくいう私も昨年末は「絶対来年は金融機関変更する!」だったのが、今では「うーん面倒だから楽天のままでもいいかー」と軟化していますw
SBI証券 NISA乗換キャンペーン爆誕!
だがしかし!天下のSBI証券様がこのチャンスを見逃すはずもなく。2022年10月1日、NISA・つみたてNISA乗換キャンペーンをスタートさせました。
【三井住友カード×SBI証券】 NISA・つみたてNISA乗換キャンペーン 条件達成で、もれなく2,000円相当のVポイントがもらえる!|クレジットカードの三井住友VISAカード
二千円もらえるのかー、なら変えてもいいかなー、気持ち揺らぐー、てか変える(安い男だ)
つみたてNISAを楽天証券からSBI証券に変更するメリット
- 投信保有ポイントが付く。残高40万円あたり年136円(eMAXIS slim 米国株式の場合)
- 乗換キャンペーンポイント 2000円相当
- 改悪による顧客流出を示すことで、更なる改悪への牽制になると期待
- 釣った魚にも餌をやらなきゃなって業界の方々に思ってもらうために
同 デメリット
- 手続きが必要
- つみたてNISAの開始以来の通算成績が分かりづらくなる。数字を見てニヤニヤするのが趣味なのでこれは痛い
落ちているお金を拾うのにどこまで手間をかけるか
いろいろ考え方はあると思います。
「ポイントはおまけ、いちいち変えてたらキリがない」
「お得だからここを選んだ。そうでなくなったら他に移るのは当然」
個人的には後者です。大した手間ではありませんし、毎月とかではなく単発の一度きりです。
「落ちているお金を拾う」手間としてはアリかなと感じています。ノーリスクでお金をもらう仕組みのメンテ、的な。セコいけど大事w
スケジュール まとめ
- 事前:変更先のSBI証券に書類請求する(所要日数 5日間)
- 10月以降:変更元の楽天証券に「勘定廃止通知書」発行を依頼(2-3営業日後送付)
- 速やかに:SBI証券に必要書類を返送する
- SBI証券審査、税務署へ申請(1-2週間)
- SBI証券つみたてNISA口座開設完了。積立を設定する
- 3月上旬までにSBI証券の乗換キャンペーン達成のための条件を満たす