取引がほとんどない過疎ETFを売ってみました。かなりの数量だったのでまともにトレードできるか不安だったのですが、意外にも妥当な価格でサクッと処分できました。過疎っているETFも悪くないかも!というお話です。
過疎、過疎と連呼し失礼極まりない話ですがw どの銘柄かというと
上場高配当低ボラティリティ(1399)
https://www.nikkoam.com/products/etf/lineup/jhigh-lvwww.nikkoam.com
なぜこの銘柄に手を出したのか? といいますと、TOPIX ETFを山ほど積み立てている中で、ちょっと浮気したくなりましたw 能書きの通り、本当に高配当かつ低ボラティリティだったら、悪くない選択肢だと思ったんですよね。まったり値動きで、多少良い分配金が得られるとしたら。
さて2年ほど保有してみて。 1399 と TOPIX ETF(1308) を比べてみると。
- 値動き
凸凹ありつつ、両銘柄ともほぼ同じ。1399 に期待する低ボラティリティな感じの有無は見て取れません。というか板が薄すぎて取引価格の動きは乱暴ですw
Yahoo!ファイナンスより引用
- 分配金利回り
0.4ポイントほど 1399 の方が高い。1.79%(1399) vs. 1.38%(1308)。
- 信託報酬
0.142% 1399 の方が高い。0.378%(1399) vs. 0.2376%(1308)
うーん微妙w 期待していたほど低ボラティリティでもないし、さほど高配当でもない。あえて保有し続ける理由もないと判断し、全部売却することにしました。
ただこれ売ろうにも、まともな価格では売るのは難しいんじゃないかという懸念が。というのも、一日の出来高が0とか最低単位の10株とか、そんな日がざらにある銘柄です。そんな中で2千株以上を一気に売り出したらどうなるのか?アホールド専門で売買テクニックにとんと疎い素人の私には、まったくの未経験ゾーン突入です。
とりあえず、インディカティブNAV に近い額で指値しておけば、いつか誰かが買い取ってくれるはず… と期待して指値した結果wwwwww
当日の14時30分頃、全数約定しました!どこかのどなたが丸ごと一気に買ってくれたみたい。ありがとうございます。ETFのこの辺の仕組みがよく理解できていないのですが、そんな都合よく一般投資家でまとめ買いしたい人が現れるとも考えづらく。ETFの中の人?なんでしょうかね。まあ誰でもいいんだけど。
というわけで過疎ETFを妥当な値段でさくっと売却できて上機嫌。こんな感じで処分できる出口があるなら板の薄いETFも悪くないなと思ったというお話でした。
この資金はすでに保有している 日経高配当株50ETF(1489) に移します。スマートベータ型ETFは 1489 に一本化しようと思います。