冬場エアコンだけだと寒い!って感じていませんか?
最近はスライドドアでリビングと洋室をつなげて広く使う間取りが主流です。空間が広くなると自ずと求められる暖房能力が上がってきます。性能次第ですがエアコンだけでは厳しくなってきます。 夜間はもちろん昼間でも日が当たらないと寒い。エアコン全開でも足下がスースーする。
スースーの発生源を探し回った結果、窓から冷気が伝わってきているくさい。 そこで思案の末、窓ガラスに緩衝材のプチプチを貼ることにしました。 すべての窓をプチプチで覆った結果……
プチプチで冷気が減った(気がする)
まず、窓を触っても冷たくない。 これは確実に室内への冷気の伝わりが減っています。 嫌な喩えですが溶けない氷の板がモロ出しで置いてあったようなものですからね。 実際プチプチを剥がすと冷気がふわーっと流れ込んでくるのが感じられます。
さらに
プチプチで部屋が明るくなりました
寒い部屋は暗い部屋でもある
南向き、高層階、前建てなし。
そんな部屋なら日当たり良くて明るいはず。一方我が家は非南向き、低層階、向かいあわせの建物&道路からの視線あり、の三重苦。
外からの視線をレースのカーテンで目隠ししている状態です。
プチプチのみ、レース無しで明るい部屋に
実はこのレースが思っていた以上に光を遮るんです。
一方プチプチは目隠しの役目を果たしつつ、レースより外の光を通すんですね。
昼でも薄暗かった部屋が明るくなりました。
これは感動ですw
プチプチの貼り方
そんな世界の救世主、プチプチを窓に貼っていきましょう。貼り方を三通り試してみました。plan 1 が一番慎ましく、順に plan 3 がもっとも大胆に貼り付けています。
どこに貼る?
plan 1. ガラス面だけに貼る
面積最小の選択肢です。 メリットは窓の開け閉めができること。普通の生活が営めます。
長所
- 窓を開閉できる。ベランダに洗濯物干す人とかは必須ですね。
- 美観を損ねない。もっと貧乏臭くなるかなと思ったんですが、意外なまでに違和感ありません。正直「あり」です。
短所
- 実は窓より冷える「フレーム」が対処できていない。
plan.2 ガラス面+フレーム(框)に貼る
ガラス面だけでなく、その周囲、フレームも含めて貼る。 フレーム、触るとわかりますが金属でキンキンに冷えていますw そら冷気が伝わるはずだわ。
窓メーカーの実験では複層ガラスのガラス面よりも、フレームの方が温度が冷たいそうです。 なんということでしょう...
対策として金属より熱を伝えにくい「樹脂窓」てのがあるらしいですね。 でも海外に比べ日本は採用率が低いそうな。 なんてこった... なんでこんなところをケチるのか😡
長所
- 一番冷えているフレームを覆うことができる
短所
- 窓の開閉に支障が出がち。
- 見栄えが悪くなる。フレームに貼るとさすがにね😅
plan 3. すべてを包み込むように
さらに広く、窓のレールも含めてすべて覆ってしまいましょう。
長所
- 貼り方が楽。上からぺたーっとw 貼り付けカーテン的な。
- 前述のplan 1. 2. のプチプチの上から二重に貼るのも手です。二重窓ならぬ二重プチプチ。さらに冷気をブロックできます。
短所
- 完全に開閉不可。採光専用になってしまいます。元々閉めっぱなしの窓ならOK。
- 見栄えは劣る。プチプチの存在感出ちゃいます。
気になるようなら上からカーテン、レースで隠せます。
何を貼る?
窓専用プチプチ
専用ってくらいですからきっといいものなのでしょう。 水だけで貼れるらしいし。 でもちょっと高いですねー。 今回は選びませんでしたが次回トライしてみたいと思います。
緩衝材プチプチ
なんたってこれは安さが魅力。安さで今回はこれにしました。
ヘッズ 日本製 エア 緩衝材 ロール L 60cm 幅 × 5m 巻 2巻 HEADS AIR-RO1
ヘッズ 日本製 エア 緩衝材 ロール L 60cm 幅 × 5m 巻 2巻 HEADS AIR-RO1
- メディア: ホーム&キッチン
どうやって貼る?
はがせる両面テープ
後で簡単に剥がせる両面テープを使いました。
3M スコッチ はがせる両面テープ 強力 薄手
3M スコッチ はがせる両面テープ 強力 薄手 19mm×15m SRE-19
- メディア: Tools & Hardware
賃貸物件なので、糊の跡が残らないよう安心料として大手ブランドにしときました。 一冬使って剥がしてみたところ、糊が後に残ることもなく綺麗に剥がせました。
念のため「強力」とあるのをチョイスしたんですが、プチプチは思っていた以上に軽く楽勝でした。
点で固定?線で固定?
両面テープを1cm角に切り、数カ所とめるだけで十分プチプチを固定できました。 もちろん点で固定でなく、線で固定もありかと思います。 その方が隙間がない。
ただしそうすると両面テープの消費量が跳ね上がりますw 隙間のなさと両面テープの消費量と、どちらを取るかですね。
貼る向きは?
今回のプチプチはロール状でひたすら長いので、重力にあわせて縦に川の字に貼るのが楽です。
今後の検討課題
効果測定
室温への影響
室温への影響は測定するのが難しい。使用前後で外気温と室内の発熱量(エアコン、家電、人間)を揃えないと意味ないですからね。特に気温を揃えるって無理ww
ガラス・フレームの温度
それよりは前述のメーカーさんのように使用前後での窓ガラス、フレームの温度を測る方が賢いか。温度をレーザー?でピッと測れるやつあれば測定可能か。
より効率的で美しい貼り方を追究
プチプチはかっこ悪いからNGって人多いと思うんですよね。 やってみて決してかっこ悪いとは限らない気がするんだけど。 美的センスを考慮した施工方法を追究したい。
窓専用製品とはどんなものか
プロが考えたものだから梱包用緩衝材よりはマシなはずww 気になりますねー
ニトムズ 窓ガラス 断熱シ-ト フォ-ム 徳用2P 水で貼れる 結露防止 幅90cm×長さ1.8m 2枚入 E1600
- 発売日: 2010/09/21
- メディア: ホーム&キッチン