前回タイトルに「チラ裏」と付けました。ご存知の方も多いと思いますが、人に読ませる価値がない自己満文章だから「チラシの裏にでも書いておけ」という意味のネットスラングです。
ただ考えてみれば、わざわざわざわざ改めて宣言することはなかったかなと。なんせこのブログ自体すべてがチラ裏なんですからね。(時候の挨拶)
ファミっ子大集合(テレビ東京)
さて、私たち40代が子供の頃はテレビゲームの草創期。ファミコンが登場して革命的なグラフィック、サウンドの進化に驚いた。そんな時代でした。
家庭用ゲーム機がある友達の家に集まってわいわい遊んだ記憶がある方も多いのではないでしょうか。ゲームそのものも楽しかったですが、友達とってところが大きなポイントですよね。もっと下の世代になると携帯ゲームで学校帰りに一緒に一狩り行こうぜ的な。
大集合していたからこそ楽しかった説
みんなで遊べば楽しさ倍増的な。子供の頃ゲームにハマれたのって友達とわいわいやってたからっての絶対大きいと思うんですよね。一人で集中してやるのって結構きつい。
社会人がゲームから離れるのってそこが大きな理由だと思います。私も御多分に洩れず、社会人になってテレビゲームから距離を置きつつあったんですが。
据え置きゲーム機に通信機能が搭載されるようになって
しかし、PlayStation 3 世代になってオンライン機能搭載して、離れた場所で同時にプレイできるようになりました。同時対戦だったり、協力だったり。遠隔地の友人とスペランカーとかモンスターハンターが一緒に遊べるw
そうなるとプレイヤー同士で通話したくなるのは自然なこと。当時はSkype等の出現で通話料無料が当たり前になりましたし、同時期のiPhone普及で「PSでゲームしながら、傍らのスマホでSkype通話」といった二刀流が気軽にやりやすくなりました。
通信機能はそれまで皆無だったわけではなく
もちろんゲーム機の通信機能はもっと昔ファミコン世代から細々とありました。ゲームボーイ同士の有線接続なんてのもあったし。ついに Dreamcast (1998年)では標準搭載されて「一部では」大変な盛り上がりを見せていました。
が、家庭機で一般に広くとなるとPlayStation 3(2006年)からといえるかと思います。
ゲイ、単身者ならではの
ただ家族持ちの場合、遅くに仕事から帰った後、家族サービスをほったらかしてネトゲというわけにはいかない家庭がほとんどでしょう。知らんけど。
そこは単身者が多いゲイの特権で、夜、かつてならテレビに数時間消費していた時間を浮かせてネトゲに回すことは難しくありません。ひとりテレビを見るよりは、友達と駄弁りつつゲームというのは悪くない選択肢。
ゲーム機に標準で通話機能も搭載されるも次の問題が
その後PlayStation 4では通話機能も標準搭載され完成の域に達しました。めでたしめでたし。
と思いきや、今度は一つのゲームタイトルが複数ハードで展開するのが当たり前の時代になりました。同じゲームを別のハードでプレイする友人と通話するニーズが生まれたわけです。
というわけでまたまた別建てでSkype的な通話ソフトをスマホなり何なりで利用して、ハードの壁を超えた通話を用意しなければならないという先祖返り。
ついに究極の解?PS+Discord
さっさとゲーム機上で、ゲームプレイと同時に通話ソフトを動かせるようになればいいんですけどね。技術的には難しいことはないでしょうに。と思っていたところにソニーとDiscordの提携のニュースが今年5月に飛び込んできました!!!
Discordは世界最大のゲーマー向けコミュニケーションサービスです。インターネット老人会向けに表現すると「Skype+掲示板+SNS」みたいな。雑に説明すれば通話ソフトです。
これでコントローラーにヘッドセットをぶっ挿すだけでシンプルに、他ハードプレイヤーとの通話ができるはずです。余計な機材やケーブルは不要になる。来年2022年前半にはサービス開始するそうなので待ち遠しいですね。
ハードの垣根を超えて、中高年になってもファミっ子大集合できる、なんて素晴らしい時代でしょうかw