いやー今年の夏は本当に暑いですね。って毎年言っているような気がしますが🥵 暑すぎて外に出る気が起きないので、冷房の効いた自宅で自分のポートフォリオを再点検したりして。
ご周知の通り、前者(株式インデックス)はコロナに負けず絶好調。一方、後者(サテライトの面々)は残念な推移を辿っていますw たびたび書いていますがこの手の(一見)高利回り(風)なやつが好きなんです。やられまくってますけど。
出遅れ組の代表がJ-REITです。
中でもホテル系REITは悲惨ですね。
壊滅的な稼働率で売上連動賃料部分がパーになるだけならわかります。でもそれだけでは済まずに固定賃料部分まで免除しているような状況です。
店子(ホテル業者)が潰れてしまっては大家(REIT)も困るとはいえ、なんで大家(REIT=投資家)がホテル事業の尻拭いをするのか、疑問です。
とはいえ J-REIT 全体で見ると分配金は悪くない
東証REIT指数連動ETFの分配金を見る限り、顕著な影響は今のところ見られていません。
8月に発表された直近の分配金(6〜8月期)では前年同期プラスの着地でした。
(NEXT FUNDS)東証REIT指数連動型上場投信 - 分配金・リターン - Yahoo!ファイナンス|モーニングスターの投資信託情報
現在過去はそうでも未来はどうよ?ということで、今後の分配金「見込み」額を個別銘柄で見てみました。
こちらにおいても多くの銘柄は堅調な予想を発表しています。(ホテル系は除く)
分配金一覧|JAPAN-REIT.COM - 全ての投資家のための不動産投信情報ポータル
まとめると、コロナ禍が分配金にネガティブな影響を与えるのは間違いありません。しかし同時に、投資口価格も下がったまま大して戻していない(涙)ので、見合っていると考えることもできるかもw
余談:日経新聞で見かけたこんな記事
特異な一例の瞬間最大風速にクローズアップしすぎなのでは?そんな記事を見かけました。
8/26の記事。分配金見通し(激減)が発表され暴落。一時4万1950円を付けた!という記事。下のチャートで示した赤矢印の先っぽ、下ひげの先端がその4万1950円です。
引用元 日経新聞
その数日後、8/28(金)安倍首相退陣の報を受けての終値が4万7650円。記事中の瞬間風速 4万1950円 から10%以上上げて引けています。
後知恵ではありますが、順調な回復過程における一時的な調整、瞬間風速にすぎない値を、記事でことさら書き立てるのはいかがなものかと思います。
こういう特異な「点」で不安を煽る記事にして売り物にするのが新聞といえばそれまでですが。大きなトレンドを無視した記事はどうなのかなあw
個別銘柄は整理してETFに移行しました
個人的には、保有していた数銘柄にホテル系はなく出血は限定的でした。ただもうこれ、運の要素、不確実性が大きすぎます。あんなの予見して避けるの俺には無理ゲー。
というわけで、含み益の大きい1銘柄を除いて個別銘柄は売却し、REIT ETFに移行しました。REIT投資にそんなに思い入れないので。すんません。
REITはゴミ箱とか言われていましたが、ごく一部とはいえ店子事業のコロナ損失の付け替えまでする運営がいるこんな世の中じゃ……ポイズン
悩みの種が一つ減ってスッキリした🤗
安倍首相退陣
末筆になりましたが、昨日退陣を表明した安倍首相の長年のお務めに感謝し、またご体調の回復を祈念したいと思います。