前回までのあらすじ。ゲイの老後のために。充実した恋愛関係、友人関係を育み失わないためには、全国転勤は糞だというお話でした。その続き。
恋愛関係と友人関係の2点についてお話してきました。この2点だと恋愛関係の方がまだ難易度低いですね。
本人の魅力次第だし、高望みしなければどうにでもなります。ゲイの恋愛は昔から俗に「捨てるところがない」と言います。若者好きもいれば老け好きもいる。普通体型好きもいれば、デブ好きもいる。イケメン専もいればブス専もいる。リサイクル率100%、実にエコな世界です。しかも恋愛は基本1対1の関係なので、友人関係のように多数人のコミュニティに飛び込むよりは求められるコミュ力のハードルが低い。
ただこの恋愛事情も転勤ありとなると一気にハードルが上がります。さらにお互いに仕事を持ってて、片方が転勤でとなったら相当ハードモードですよ。いやほんと。友人の中には彼氏の転勤についていって、自分は当面主夫しつつ仕事も探す、なんていうケースもありますが極めてレアです。
年齢的なものも大きいような気がします。若さ故の過ち、じゃなかった、若さ故の勢いでどーんと同棲しちゃってうまくいっている人もいれば、歲月とともに熱を失って同居のタイミングを失っていく私のようなパターンも有り。背中を押してくれる存在って重要ですねw
そして2つめの友人関係。
これまた難易度高い。すでに長年のグループが出来上がっているところに後から加わるのは大変だし。幸い大勢で群れたい欲はないので別にいいんですけど、そういうのが好きな人は大変だろうなと。群れてうぇーいしたい人は、アーリーリタイアを志向しないような気がします。っていうか気がするだけなので根拠はありません。
余談ですが、友人関係については異性愛者も事情は似たようなものですよね。定年後、会社以外の人付き合いはほとんどなく暇を待て余し妻子からも疎ましがられ…とかよく聞きますよね。会社生活にほとんどの時間を割くライフスタイルは、いざ会社から切り離されると悲しいものがあります。
余談ついでに某弊社も従来の全国転勤有り社員とは別枠で、エリア採用社員枠ができました。一見良さげなのですが、代償として給料の何割かが減額されるという諸刃の剣。まったく極悪な制度をよく次々と提案してくるものです。
勤め先の愚痴になっちゃいましたが、まあその分充実した報酬と福利厚生があるからしがみついていたわけで。どちらをとるかは自分次第ってことで。
結論としては、投資やってて本当に良かったです。勤め先を辞めるという選択肢を持つことができた=勤め先に依存しなくても生活していける「お金」を得ることができたわけですから。(...と何かの勧誘でも始まりそうな適当な〆)