みなさんブログの文書作成には何を使っていますか?私はノートPC派。
...だったんですが、最近 iPhone/iPad + 外付けキーボード を試しています。まだ日は浅いのですがかなり快適。
PCと併用しつつ、ちゃんと使ってみようかなという気になっています。
(以下我が家はiPhone/iPadを利用しているのでそう表記しますが、多分Androidのスマホ/タブレットでも同じかと思いますのでそのように読み替えてください)
なんでそんなことを始めたのか。
とある文字入力のプロ、1日に猛烈な文字数を入力する作家の方が「 iPad+外付けキーボード 」を推奨しているのを読んだからです。何千何万文字を入力している中で試行錯誤の末に辿り着いたそうな。
(その後そのブログにたどり着けなくなってしまいました。URLは不明です。泣)
試してみた結果www
へーと、試してみたところ、これいいじゃんというわけで、今回のネタにしていますww
まずは何よりもサクサクさです。iPhone/iPad の動作のサクサクさと、キーボード入力によるサクサクさの合わせ技。
あと追加するならば、重量の軽さ。バッテリーの持ち。そして費用面でもメリットがあります。
うん、たしかに改めて振り返ってみると文書作成をメインの用途とすると、PCはオーバースペックかもしれません。
以下順に触れていきます。
メリット
1. 動作がサクサクで快適
iPhone/iPad がそもそもサクサク
起動も一瞬、アプリ立ち上げも一瞬。重い処理待ちで砂時計が出てきたり、固まってしまったりということは極めてレアです。道具として黒子として、存在感なくしっかり動作してくれる点を一番評価したいです。
外付けキーボード入力でサクサク
やっぱりキーボードの打ちやすさにはかないません。
フリック入力も速い人は速いですし、iOSの音声入力はめちゃくちゃよくできてて最速となり得るポテンシャルはあります。
しかし昭和生まれとして、個人的に一番しっくりくるのはやっぱキーボードです。
2. 重量が軽い
普段持ち歩いている iPhone/iPad に、モバイル用キーボードが数百g加わるだけです。私の使っているアップルのMagic Keyboard は 231g。もっと軽いのもあるでしょう。軽いは正義。
仕事では毎日PCとタブレットとスマホと持ち運ばされていましたけど、正直重すぎますw
3. バッテリー駆動時間が長い
バッテリーの持続時間は タブレット>>PC です。機種にもよりますが、一般的には。
もっとも近年は外出先での充電環境も整ってきたので、選択の際にそこまで重要ではなくなってきたかもですが、安心感は違う。
4. 費用が安い
必要なのは iPhone/iPad に加えてBluetoothキーボード(と必要に応じてスタンド)があればOKです。iPhone/iPad を既にお持ちなら、追加費用は数千円ですみます。
いざPC買い替えとなると二桁万円コースですからね。もうPCはそんなに使わないし、高額な新規投資をしたくないって人も多いのではないでしょうか。
5. 縦画面だと一覧性が段違い
縦画面にすると一度に俯瞰できる行数が圧倒的に増えます。当たり前で地味ながらこれ大きい。文章を入力するにあたって見通しがいいと断然書きやすいですね。iPadだとPCを凌駕しています。
デメリット
1. 漢字変換の操作が微妙に違う
地味にボディーブローのように効いてきます。iPad の漢字変換操作は細かくカスタマイズできないので。tabキーの振る舞いとか絶妙に苛つかせます。
余談ながら、今秋デビュー予定の iPad OS のパブリックプレビュー版を試用していますが、従来よりは違和感少ないかも。
2. 外付けキーボードに伴う諸問題
非純正キーボードだと英語配列として認識されてしまう
日本人の場合ほとんどが日本語配列(JIS配列)キーボードがメインだと思います。英語、数字を入力している分には問題ありませんが、記号類はかなり違います。
英語配列の方が理に適って使いやすいという方も多くいらっしゃいます。私もその通りだと思います。キーボードマニアの気があるのでいつかは本格チャレンジしていと思っています。が、躊躇してしまいますw
というわけでJIS日本語キーボード専の私としては、純正のMac用のMagic Keyboard をチョイスしました。すでに所有していたので追加出費はありませんが、正直お高いです。約1万円 m9(^Д^)プギャー
Windows向けキーボードだと多少の読み替えが必要
そしてWindows向けのBluetoothキーボードを使うとどうなるのか?手元に実機がないので試せません。おそらくcommand、option、controlあたりは印刷されたキートップと機能が一致しないと思われ。
読み替えと慣れが必要です。
3. マウスが使えない
もちろんタッチ操作で同じことはできるんです。できるんですが、使う使わないはユーザーが選ぶとして対応してくれてもいいのになーってw
総括 うーんでもあえて変える差し迫った必要性もないしなーという方へ
慣れたやり方を変えるのは億劫。はい、その通りだと思います。
ここでのポイントは、文書作成方法の「乗り換え」ではなく「追加併用」である点です。文書を入力する入り口が1つ増えるだけ。既存のPC環境を捨ててお別れするものではありません。
低予算でちょっとお試しってのが心理的ハードル低いかなと。
クラウドサービス利用
クラウドを利用すれば、各端末で文書を共有できます。これが「追加併用」を容易にしてくれます。
iPhone/iPad/Mac なら標準の「メモ帳」が便利です。 普通に書くだけで iPhone/iPad/Mac 間で同じ文書が同期されます。
Windowsも混ざるならGoogleドキュメントあたりが便利かも(自分では使っていない)。いずれも無料です。
クラウド利用の副産物として常時バックアップ
たとえばiPhone/iPad/Macの「メモ帳」は、万が一手元の端末が利用不可能になっても大丈夫。手持ちの別端末や新端末に同じIDでログインすればちゃんと残っています。地味な標準アプリにしてはよくできています。
それにしても、一昔前はバックアップなし、ローカルの記憶媒体が飛んだら全消滅の状態で使っていた人が多かったわけで。今考えると怖すぎますね…
でもこれ、仕事の締め切りに間に合わなかったときの言い訳には便利でしたけどね🤣
(というわけで、今回はすべてiPadで書いてみましたw)