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銀行株編 またリーマン級のショックが来たら配当金生活はどうなる?

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銀行株編 またリーマン級のショックが来たら配当金生活はどうなる?

以前、米国ETFPFF、HYGについて、リーマン・ショック時に分配金がどの程度下がったのか?を調べました。その結果、株価は大きく下げていましたが、分配金の額はほとんど変化なしという意外にも「ありがたい」事実が判明しました。


hanjukuajitama.hatenablog.com


今回は同じ点について、日本株、それも銀行株について調べてみようと思います。なぜ銀行??というと単に自分が結構な金額を個別株で保有しているからです。割合にして総資産の15%。


2016年マイナス金利導入時、銀行株が暴落した際に、配当利回りに釣られて大人買いしてしまったのでした。当時配当利回り5%くらいだったかな?素人逆張り投資家!って感じですが。その後株価はリバウンドして4割程含み益になっています。売却益で次にいくも良し、配当狙いで保有し続けるも良し。優柔不断なままホールドしています。


今は好景気だからいいですけど、金融株って金融危機で真っ先にダメージを食らうイメージがありますよね。というわけで、配当金の推移を見るべく、2008年を100としての折れ線グラフにしました。2008年3月期を起点にした理由は、リーマンショック直前のイケイケ状態と、そこからのギャップを見るためです。


対象は4大銀行(三井住友、三菱UFJ、みずほ、りそな)とオマケで地銀の千葉銀行です。オマケを入れた理由は、体力が比較的弱い地銀も参考にという理由です。地銀の中でなぜ千葉銀かというと、4大銀行の数字をググっている最中にたまたま目に入ってきて、年次推移がWEBに掲載されていたので楽だったからですw
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このグラフで2期目、2009年3月期、リーマンショック直撃時に注目です。三井住友と三菱UFJは減配しています。その幅は、三井住友が 120円→90円(-25%)、三菱UFJが 14円→12円(-14%)。


一方で、みずほ、りそな、千葉銀は配当を維持しています。もっともみずほは翌期、翌々期と続けて減配し、今に至るまで回復していないようですね。むむむ。


先のグラフだけみると「りそな万歳!」に見えるのですが、ためしに起点を2006年3月期にしたグラフでは一転「三井住友最強!」となります。劣等生に見えたみずほはリーマンショック直前がむしろ高すぎただけ?優等生に見えたりそなは出遅れていただけ?どの期間を取るかで印象ががらっと変わってしまうのはよくあることなので注意したいですね。
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ちなみにこれ以上昔になると極端に配当が少なかったり、統合前で複数の銀行に別れていたりして面倒くさいので遡るのはこの辺までで。


まとめ
・ おおよそ各行とも増配を繰り返し、株主還元の意欲的なものは感じられる。
リーマンショック直前を100とすると、その後数年はサンプルを取った5行平均で90〜92。100復帰に5年を要している。
・ 金融ショックの配当金への影響は、銀行の規模の大小には直接関係ない。


結論
1割強の配当ダウンだったら許容範囲かな〜?でもだったらダウンしてないPFFの方が良くない?とはいえPFFは為替リスクがあるか。うーむ。とりあえず現状維持でホールドします。


追補です。こちらもどうぞー

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